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「大阪府内の伝統野菜」
大阪の伝統野菜は量産が難しく、ほとんどは知名度も高くない。
「漬物にするとおいしさがわかります」。漬物店を経営していた石橋明吉さん(68)は
大阪の伝統野菜のひとつ、天王寺蕪(かぶら)を手に笑顔を見せる。
天王寺蕪は1960―70年代、栽培が途絶えたと考えられていた。
しかし、石橋さんは96年に近所の高齢の女性が家庭菜園で細々と栽培していたのを見つけ出した。
伝統野菜は見た目が不ぞろいだったり、収穫数が少なかったりするため、
戦後になって生産しやすい改良種に取って代わられたものが多い。
種は残っていても収益性を重視する農家は作りたがらなかった。
ただ、希少価値があるため、販売単価は高めに設定できる。
野菜の供給先を確保すれば、伝統野菜を作る農家が出てくると、
試食会や機関誌の発行を通じて伝統野菜のPRに取り組み始めた。
そのかいもあり、大阪府内のホテルなどに供給先も拡大。
天王寺蕪は現在、大阪府内で栽培が広がっている。
大阪の伝統野菜の中で例外的に全国に流通しているのが、大阪府南部の泉州地域で作られる水なすだ。
「府の認証マークが普及に一役買った」と説明する。
水なすは水分が多く、漬物にすると口当たりが良い。
大阪市内で評判が高まりつつあった「水なす漬」を95年、
大阪府が地域の特産品に与えるEマークの認証第1号商品に認定し、
なにわ特産品の目玉として市場に投入したところ東京での流通に成功。
泉州地域の農家の大きな収益源へと成長し、今では安定供給できるようになった。
水なすの陰に隠れて目立たないが、泉州地域には特色ある伝統野菜が多い。
貝塚周辺で取れるタマネギ、貝塚早生(わせ)は、円盤のような形状で柔らかく甘みがあるのが特徴だ。
西洋種に押されて生産されなくなっていたが、
貝塚市の農家、北野清治さん(50)が96年にYMCAから依頼を受けて東京の料理店用に生産を始めた。
うわさを聞きつけて北野さんと交渉し、大阪市の卸業者と取引を開始。
昨年から大阪市内の料理店で貝塚早生が使われ、テレビでも紹介されるようになった。
北野さんは「どれだけ売れるかわからないからぎょうさんは作れない」と語るが、生産量を増やすつもりでいる。
大阪市の老舗ホテル、リーガロイヤルホテルのホテル製品事業部長、脇幸二さん(57)は
2002年4月にオープンしたホテル1階の総菜店「メリッサ」で伝統野菜を取り入れたメニューを採用している。
「大阪で取れたものを大阪で消費したい」。
そんなコンセプトに合う商材を探していたところ、大阪の伝統野菜に巡り合った。
最初の1年は旬の野菜の調達先を調査するため、
農家を訪ね歩いてネットワークづくりに励んだという店頭には
現在「天王寺蕪と小エビの蒸し煮」(500円)や「泉州タマネギのケース入りタンシチュー」(1200円)などが並ぶ。
最近は披露宴のメニューにも伝統野菜を使用している。
| 名 称 |
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地 域 |
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特 徴 |
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調 理 法 |
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貝塚市 |
卵のようにずんぐり丸く、
水分が多い |
浅漬け |
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大阪市
天王寺区 |
通常の蕪より平らで硬く、
小形 |
漬物、蕪蒸し |
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大阪市
都島区 |
歯ごたえがあり、いぼは黒色。
上部が緑色、中部から先端にかけ白色 |
エビあんかけ、
ざくざく |
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大阪市
東住吉区 |
通常の大根より短く、甘みがある。
実が硬いので煮崩れしにくい |
ふろふき大根、
ぬか漬け |
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大阪市
西成区 |
小形で肉質がちみつ |
煮物、ようかん |
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大阪市
北区 |
寒さに強く。
くせが少なく、あっさりしている |
おひたし、煮物 |
| 2004.1.20 日経夕刊より |
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2012(H24)-01-04 産経夕刊
落語家 桂吉弥(師匠は桂吉朝) そば処 ゆたか庵【兵庫・尼崎】
手打ちそばをより安く、がモットーの人気店
とり南ばん600- ざる650- 丼・かやくご飯との定食あり
営業 午前11時〜午後3時 同5時〜8時 定休日(水曜日)
兵庫県尼崎市立花町2-18-21 06-6426-3989

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